ミシンと糸とはさみ

年子の幼児2人を育てながら、趣味の裁縫・園芸・料理・製菓、色々やります。

布製タイヤチェーン、オートソックは本当に取り付け簡単?交換のタイミングやお手入れ方法は?使ってみた感想や注意点を紹介。

1年に1,2回あるかないかの積雪に備えてスタッドレスタイヤに履き替えても結局ほとんど役に立たないので、思い切ってノーマルタイヤのまま乗り切ろうと思った今年に限って何回も雪が積もる!

うちのように、そんな微妙な地域にお住いの方には、布製タイヤチェーンをオススメしたいです。

今年初めて雪が積もった日の朝は、徒歩20分かけてベビーカーで保育園に送った後、また20分かけて駅まで歩いて電車通勤したりと本当に大変でした。かといって今からスタッドレスタイヤに替えても、あと何回役に立つか…と悩み、前から気になっていた布製タイヤチェーンを使ってみることにしました!

ノルウェーからやってきた布製タイヤチェーン、オートソックを使ってみた感想と、注意点などをご紹介します。

布製タイヤチェーン、オートソックとは

布製タイヤチェーンとは、別名スノーソックスとも呼ばれ、スタッドレスタイヤの代わりとしてノーマルタイヤに靴下のように履かせて使う滑り止めです。金属製タイヤチェーンと違ってホイールを傷つけず、かさばらず錆びないので長期保管に耐えられ、軽くて扱いやすくとても簡単に装着できます

布製タイヤチェーンの特殊な繊維が、すべりの原因となる氷雪路面とタイヤの間の水膜を吸収することで、グリップ力を高めています。

また、チェーン規制にも適合しています。チェーン規制は2018年に法改正され、スタッドレスタイヤを履いていても規制区間はチェーンを装着しなければいけなくなったのですが、布製タイヤチェーンも可とされています(チェーン規制については、規制区間など詳しくは国土交通省のこちらのサイトが分かりやすかったです。)

様々なメーカーの商品がありますが、ノルウェー生まれのオートソックは布製タイヤチェーン界のパイオニア的存在で、日産やMINIなどの自動車メーカー純正品としても採用されています。デザイン性も良く、装着した時の見た目が可愛いんです。

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↑この赤と銀のクロスは可愛いだけじゃなくて、装着する時の中心の目安にもなります。

 

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このようなパッケージに入っています。

お値段はオートバックス等の実店舗なら1万~1万3千円程度、ネットなら7~8千円程度です。軽自動車専用のものと普通自動車用のものがあります。

公式サイトから自分のタイヤに合うサイズを探します。

600サイズの場合、パッケージサイズは横31cm、縦33.5cm、奥行8.5cm、重量925gでした。小さくかさばらないので、トランクの片隅に置いておいても邪魔になりません。

中に入っているものは次の3つ。

  • 肘までおおえる薄いポリエチレン手袋
  • 布製タイヤチェーン2枚(駆動輪2輪分)
  • とても簡単な説明書

駆動輪にのみ装着するので、布製タイヤチェーンは2枚分入っています。4駆の車は全てのタイヤに装着することがおすすめされていますが、メーカーによっては前輪後輪のどちらかのみ取り付けでも可としているそうです。

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↑使用後はこのように畳み、またパッケージに入れて保管できます。

装着方法

①エンジンを切り、サイドブレーキをかけ、同封されている長い手袋をはめます。駆動タイヤの上半分に黒いゴムバンドを被せ、なるべく広くタイヤを覆います。少しズレてしまっても大丈夫。走行しているうちに正しい位置に勝手に収まっていく機能つきです。

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②車に乗ってタイヤを半回転させ、またエンジンを切ってサイドブレーキ

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③残り半分を被せて完成!外す時はこの逆の手順です。

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使用時の注意点

説明書にいくつか大事な注意点が記載されていました。

  • 時速50キロ以下で走ること
  • 30分以上駐車する場合は外すこと(布が凍りついてしまうため)
  • 雪や氷の無い道では外すこと(痛むのが早くなる)

加えて、雪道走行の基本である次の3つを守ることも大事です。

  • 急ブレーキをかけない
  • じわじわ加速、じわじわブレーキ
  • 右左折は特にゆーっくりと動く

何しろ駆動輪にしか装着しないので、スピードを出してしまうと装着していない方は普通にツルっといく危険性があります。時速50キロ以上出せないので、冬のレジャーなど遠出には向きません。また、駐車中は毎回脱着する必要があるので、年に何度も積雪する地域の方には手間が大きすぎます。あくまで近距離緊急用の製品です。

使ってみた感想

簡単に装着できるというのは本当でした~!私1人でも10分くらいで装脱着できました。慣れたら5分くらいで装着出来ると思います。

他ブログさんを拝見していると、溶けかけの雪の上を走る時にオートソックに雪が張り付いて滑ると書かれているサイトがいくつかありましたが、私は全く大丈夫でした。オートソックをつけていても安心しすぎず、とにかくゆっくりじわじわ走ることが大切なのかなと思います。

あと、こんなアホな失敗をするのは私くらいかもしれませんが、駆動輪が前なのか後ろなのか、ちゃんと確かめてくださいね。自転車のイメージで駆動輪=後ろのタイヤと思い込んで装着してしまい、保育園の駐車場でよそのパパさんに「その車種は前が駆動輪ですよ!」と教えてもらいました。保育園の駐車場でつけ直し作業するのはちょっと恥ずかしかったです。

それから、移動先で30分以上駐車するため脱着した時、オートソックはビショビショのドロドロなので、仮置き場として汚れてもいいシートや大きな袋を用意しておくといいと思いました!

お手入れ方法

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↑使用後このように表面が毛羽立っていました。一見1回で結構ボロボロになっちゃった!という感じですが、これはそういう仕様で、羽毛立つことで表面積が増加するため摩擦力がさらに向上するそうです。走るほど羽毛立っていき、機能が向上していく仕組みだそうです。


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お手入れ方法としては、使用した後に汚れを落とし、しっかり乾かします。40度のお湯で洗濯機洗浄することも可能なようですが、お水をサーっとかけるだけで十分かなと思います。

買い替えのタイミングについて

地面との接地面は二層構造になっていて、外側は鼠色、内側は黒色です。外側の鼠色が擦り切れて、内側の黒色が露出してきたら使用限度なので、新しいものと交換するタイミングです。

公式サイトによると、耐久性テストの結果、乾燥した路面では120km、雪に覆われたテストトラックでは数百kmにわたる耐久性を持つそうです。なるべく雪の無い地面を装着したまま走らないようにするのが長持ちさせるコツのようです。

まとめ

よく雪が降る地域にお住まいの方や、遠出用には向きませんが、いざと言う時の緊急事態用や、年に数回降るか降らないかという地域にお住まいの方には本当におすすめです。

これからは毎年のスタッドレスタイヤへの履き替え工賃が要らなくなるのも嬉しい!